FACTORY VISIT / CHINA
ARIVOタイヤが
生まれる現場へ。
今回、私たちは中国にあるARIVOタイヤの工場を訪れました。
普段、私たちが日本で目にしているのは、もちろん完成したタイヤです。
では、その一本がどんな材料から、どんな機械を通り、
どのようにあの姿になっていくのか。
実際に工場の中を歩いてみると、
完成したタイヤからは想像しにくい工程がいくつもありました。
ここでは私たちが見てきた順番に、
ARIVOタイヤがまだタイヤの形をしていないところから、
トレッドパターンとARIVOの文字が刻まれ、
一本の製品として完成するまでをご紹介します。
ぜひ、私たちと一緒に工場の中を見てみてください。
01 / DESIGN
タイヤになる前の、
もっと前から。
最初に知ったのは、
タイヤづくりは工場の生産ラインから始まるわけではない、
ということでした。
サイズ、内部構造、各層の配置、
そして路面に直接触れるトレッドパターン。
実際に材料を組み立てる前に、
一本のタイヤの基本となる構造が設計されています。
車の重さを支え、路面からの衝撃を受け止め、
走る、曲がる、止まる。
普段は意識しない動きの一つひとつを支えるために、
多くの要素が組み合わされています。
完成したタイヤを見るだけでは見えない部分ですが、
一本のARIVOは、ここから始まっています。
02 / MATERIALS
この黒いシートが、
本当にタイヤになる?
工場の中へ進むと、
大きく重ねられた黒いゴムシートや、
ロール状になった材料が並んでいます。
最初に見たときは、
正直、これがあのタイヤになるとは、
すぐには想像できませんでした。
完成したタイヤは一つの黒い製品に見えますが、
実際にはゴムだけではなく、
補強材や内部構造をつくるさまざまな部材が使われています。
まだこの段階では、
どれも「タイヤ」というより材料そのもの。
ここから少しずつ形が変わっていきます。
03 / COMPONENTS
大きな機械の中で、
タイヤの部材がつくられる。
次に目に入るのは、
大きなロールやローラーが並ぶ製造設備です。
工場の中でまず驚くのは、その設備の大きさ。
写真で見るよりも、実際に近くに立つとかなりの迫力があります。
ところが、その大きな機械が行っているのはとても繊細な作業です。
材料を必要な厚みや幅、形状に整えながら、
一本のタイヤを構成する部材へと加工していきます。
さっきまで「材料」だったものが、
ここから少しずつ「タイヤを形づくる部材」に見えてきます。
04 / BUILDING
「あ、タイヤになった」
と感じる瞬間。
私たちが見ていて特に面白かった工程の一つが、成形です。
それまで別々だった部材が、
一つずつ重ねられ、組み合わされていきます。
内部構造、補強層、サイド部分、
そしてトレッドになる部分。
平らだった材料が機械の上で少しずつ立体になり、
ようやく見慣れた丸い形になっていきます。
ここで初めて、
「あ、タイヤになった」
と感じました。
この状態は
グリーンタイヤ(生タイヤ)
と呼ばれています。
形はもう完全にタイヤ。
でも近くで見ると、表面はまだ滑らかで、
トレッドパターンも、ARIVOの文字もまだありません。
あと一工程で、私たちが知っているARIVOになります。
05 / CURING
一番印象に残った、
タイヤが変わる瞬間。
私たちにとって、
今回の工場見学で特に印象に残ったのがこの工程でした。
先ほどの滑らかなグリーンタイヤを金型に入れ、
熱と圧力を加えて加硫します。
そして金型から出てきたタイヤを見ると、
さっきまで何もなかった表面に、
トレッドパターン、溝、サイプ、
サイドウォールの文字がすべて現れています。
そして、ここで
ARIVO の名前が現れます。
私たちも最初は、
ロゴは完成後に印刷しているのだと思っていました。
実際にはそうではありません。
ARIVOの文字も、トレッドパターンやサイドウォールの各種表示と同じように、
金型によってタイヤそのものに形成されています。
数分前まで滑らかだった一本が、
金型から出てきた瞬間には、もう完全にARIVO。
写真で比べてみると、
この変化が一番分かりやすいかもしれません。
06 / FINISHED
そして、一本の
ARIVOが完成します。
最初に見たのは、
タイヤになるとはまだ想像しにくい黒い材料でした。
それが機械を通り、部材になり、
一つずつ組み合わされてグリーンタイヤになり、
最後に加硫されます。
そしてそこにトレッドパターンが生まれ、
サイドウォールの表示とARIVOの文字が刻まれ、
一本のタイヤとして完成します。
完成品だけを見ていたときには、
私たち自身もここまで多くの工程を
一つずつ見る機会はありませんでした。
実際に工場を歩き、
最初の材料から完成までを続けて見ることで、
いつも扱っている一本のタイヤが
少し違って見えるようになりました。
このページを通して、
皆さまにもその工程を少しだけ一緒に
見ていただけたなら嬉しく思います。